それは,トナカイと,熊と,雷鳥。 フィンランドではれっきとした食材なのだから,”げてもの”呼ばわりは失礼なのだけれど, 日本で一般的な食材ではないのだから,一応げてものの部類だろう。
こんなラベルで, 買い手がつくんだろうか?
珍しい食べ物が手に入って,とりあえず嬉しい。
フィンランドでは,トナカイはステーキにして食べるそうで,興味津々だったのだ。 缶詰でもいいや。
トナカイも,くまも,缶詰はステーキは不可だし,それ以外の料理法がわからない。 コーンビーフと同じに考えてもいいのかもしれないが,うちは普段,脂肪の多いコーンビーフは食べない。 ポテトサラダにでもするか?だけどトナカイや熊なんて,臭くないだろうか。
トナカイに至っては,参考が何もない。
まだ一度も肉のパイは作ったことがないけれど,熊もトナカイも,パイならいけるかもしれない。臭みは香辛料でカバーできる。
こうして取り組んだ,ゲテモノ・パイである。
続く